2024年10月26日

上小連携事業 第2弾

10月22日(火) 本校自然科学部の5名(2年次生1名、1年次生4名)が、西宮市立上ヶ原小学校へ出向き、理科教室を開きました。
以前も書きましたが、上ヶ原小学校は、本校から南へ徒歩約4分のところにある小学校です。
この取組も、夏のティーチアシストプログラム同様、校長の私が5月に上ヶ原小学校を訪問し、岩瀬寛明校長先生とお話しをする中から発想が生まれた取組です。

自然科学部員がポスターを手作りし、小学生を募集したところ、20名の定員枠に倍の40名が申し込んでくれたそうです。「厳正なる抽選で20名に絞った」と聞き、心苦しい限りです。抽選に外れた小学生の皆さんごめんなさい。

顧問の片嶋教諭、森崎教諭の指導の下、部員たちは試行錯誤を繰り返し、この日へ向けて準備を進めてきました。

当日は、本校10月考査(俗に言う2学期中間考査)の最終日。13:00過ぎに県西を出発して、いざ上小へ!部室棟屋上にいた女子バレー部員も「がんばって〜」と声をかけてくれました。
P1150458.JPG

小学生の授業が終わるまで、グラウンドを視察したり、器具をセットしたりと準備に余念がありません。
P1150459.JPG

15:30 いよいよ理科教室がスタートしました。まずは自己紹介。
P1150460.JPG P1150461.JPG

続いて、今日やることの要領を説明しました。まだ最初で、部員たちも緊張の面持ち。
P1150462.JPG P1150464.JPG

いよいよ製作開始。ペットボトルをくっつけて、羽になる牛乳パックをはさみで切り取り、ペットボトルにビニールテープで貼っていきます。3〜4人を1人ずつ部員が担当します。だんだん緊張もほぐれて、子どもたちとの会話が増えてきました。
P1150471.JPG P1150466.jpg

P1150472.jpg P1150474.jpg

P1150468.jpg

素敵なロケットが完成しました。2年生のロケットです。
P1150477.jpg

いよいよ、グラウンドへ出て、発射です。自転車の空気入れと水を入れたペットボトルをつないで、小学生が一生懸命空気を入れます。
P1150487.jpg

かなりの飛距離をたたき出すロケットもあり、子どもたちはキャーキャー言いながら楽しんでくれました。
P1150490.jpg

小学校の下校時間が近づいてきました。楽しかった時間もあっという間に終わりです。小学生のみんなに「ありがとう」を言ってもらい、理科教室は終了しました。
P1150499.JPG

部員たちは、「楽しかった」「普段接することのない子どもたちとしゃべれてよかった」「思ってた以上にロケットが飛んで、よかった」など、このイベントの成功を心から喜んでくれていました。

県西では、今後も地域と連携した新たな取組を進めていきます。今後の県西生の活躍にご期待ください。
posted by 県西ブログ at 16:18| 校長ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする