▼ 1.県立西宮高校サッカースクール報告
昨年度に引き続き、地域の未就学児を対象に「県立西宮高校サッカースクール」を開催しました。
◆概要
地域貢献というかたちで、「サッカーとの素敵な出会いを県西生がサポートします」のスローガンのもと、JFA公認キッズリーダ養成講習会を終えた県西サッカー部員がスクールの企画・運営を行いました。サッカーのルールや技術を教えることを目的とするのではなく、体を動かすことやボールを使って遊ぶことの楽しさを伝えることを目標として取り組みました。スクールは保育園、幼稚園(年少・年中・年長)、小学生(参加者のきょうだいのみ)を対象に実施しました。参加人数は、6回の開催で、延べ800名の子供たちが参加しました。
◆開催日時
スクールについては前期3回、後期3回の合計8回実施しました。開催日については以下の通りです。
前期 第1回 5月21日(日) 第2回 6月24日(土) 第3回 7月9日(日)
後期 第1回 10月15日(日) 第2回 11月4日(土) 第3回 12月10日(日)
開催時間については、いずれの回においても8:00〜9:30で行われました。
◆スクールの様子について
スクールの企画・運営は主として県西サッカー部スタッフメンバーが中心となり部員全員が行いました。最初の頃はなかなか円滑に進めることができない場面も多々ありましたが、回を重ねていくごとに部員と子どもたちの間にも関係性が生まれ、スムーズな進行が可能となっていきました。スクールの企画・運営を通して、普段のトレーニングや試合だけでは得ることのできない経験をこのスクールを通して得ることができ、部員一人一人の成長に大きくつながりました。
▼ 2.ボランティア報告
(1)サッカーフェスティバル ボランティア参加
12月15日にヨドコウスタジアムで実施された、第3回・第4回KANSAI SOCCER FESにボランティアとして参加しました。
このフェスティバルは、現役Jリーガーが小学生にプロになるために必要な事や道筋を伝えることを目的に開催されました。第3回は大久保嘉人選手(サッカー元日本代表)、玉田圭司(サッカー元日本代表)の2名の選手が、第4回は、参加Jリーガーは毎熊選手(セレッソ大阪)、上門和樹選手(セレッソ大阪)、西川潤選手(サガン鳥栖)の3名の選手が参加していました。その中で県西サッカー部の仕事は、小学生選手の誘導やJリーガーとチームを組み、小学生とゲームをすると内容でした。実際にプロの選手と試合をさせていただくことで、トラップやパス、シュートといった、基礎の精度の高さやスピード感など多くの事を学ぶことができました。また、プロ選手のひたむきさや小学生相手にも手を抜かずに指導していた姿勢にすごく感銘を受けました。この経験を今後の練習や試合で活かしていきたいと思います。
(2)地域サッカー大会開催
2023年12月24日に第二回県西クリスマスカップを開催しました。
今回のクリスマスカップでは西宮SC.西宮SS.武庫JSC.芦屋FC.長尾台.桜台SCの計6チーム、総勢約70人の小学5.6年生が参加してくれました。試合は6チームを2グループに分け、そこに県西を加えた4チーム、2グループでの総当たり戦を行いました。(県西との試合は勝敗に含まず。)その予選リーグの結果で順位決定戦を行いました。
優勝は西宮SS・準優勝は長尾台でした。今回は試合だけでなく、県西カフェとプレゼント抽選会を新たに行いました。県西カフェでは、お茶やコーヒーなどの温かい飲み物を観戦に来てくださった保護者やコーチの方々に無料で配布しました。プレゼント抽選会では、県西サッカー部OB会様、スポーツショップKAMO様、スプリングボード様、亜州観光サービス様の協賛金や提供品で購入したグッズを景品として閉会式で行いました。また参加賞として、参加した小学生全員にイカリソース様から提供していただいたドレッシングやお菓子詰め合わせを配りました。11月初旬からおもてなし部を中心に、参加したすべての人が満足するような大会を目指し、企画・運営をしてきました。たくさんの人に支えられ、大会を終わらせることができました。
(3)能登半島地震チャリティーサッカースクール・チャリティーサッカー大会
令和6年能登半島地震にて被災された皆様へ心よりお見舞いを申し上げます。被災地の一日も早い復興を祈念致します。今回の震災で被災された皆様、被災地の復興に少しでも支援するため、3月2日(土に)サッカースクール・サッカー大会を開催します。当日、募金箱を設置して、参加者の皆様に募金を募りたいと考えています。