2022年06月29日

文芸図書部「オリジナルノベル ふらふら第31号」

今回の県西祭では、部誌「ふらふらNO.31」を無料配布しました。
以下は、文芸図書部の部員として県西祭に参加した感想です。

まずは、書いてみた感想から。今回、後書きでも語ったように、不特定多数の人に見ていただく作品というものを初めて書かせていただきました。普段から趣味で小説を書いたりそれを友人と語り合ったりとしていましたが、それは自己満足のものでしかなく、そのため今回の作品は何度も構想を練り直し試行錯誤をした作品となりました。どういう表現が一番この場面を表すのに適当か、どこまで語ってどこまでを推測してもらうか、どれくらいの速度で物語を進めれば良いのか。たくさん考えました。結果的に出来上がった作品は自分的には改善点がたくさんある不完全燃焼のものになってしまいました。ただ、書き方などいろいろ考え直すきっかけになったので次は今回得た反省を活かし自他共に満足できる作品に近づけたらと思います。
次に、作品について。今作を作る際に決めたテーマが「命」でした。誰か一人にでも私が考える人生観のようなものが伝わればと思い決めたテーマでしたが、トップバッターをきる作品にしては暗すぎたかなと思っています。
生きることを諦めた少年が、たった数分のやりとりで手のひら返しに生きることを決めるというはちゃめちゃなストーリーでしたが、一応最後はうまい具合にまとまったかなと思います。
 初の挑戦で、色々失敗するところが多かったのが今回の一番の反省です。入学してすぐ、時間もない、兼部の方の練習もある、県西祭の準備もあると、とにかく時間はありませんでした。ですが自分でやると決めたのだから時間を言い訳にせずこの反省を活かしたいと思います。(1年次)

今回の県西祭では、クラスとしての活動よりも、部活動、主に文芸図書部、としての活動が多かったため、かなりの文量を書くことができた。部活動にも、新しく一年生が入ってきたこともあり、アドバイスをしたり、インスピレーションをもらったりと去年に比べても、部活動らしい活動ができたと思う。この調子で文量も増やしつつ、物語も面白いものにしていきたい。冬季文化祭では、また可能ならば秋の間に、今回と同じか、それ以上の物語を作って、冊子として出せるように頑張りたいと思う。
県西祭と直接の関係はないが初めて詩を書き、賞に挑戦した。入選するとは思っていないが、そこそこいいものが書けたので、良かったと思う。今回は詩だったけど、小説でもチャレンジしてみたい。(2年次)

どうも筆がうまく進まないもので、結局最後に出したのは今まで描いてきた漫画になりました。かつて一部の層から絶大な支持を得ていたものをまとめたものです。誰にでも感動をなんて欲張りなことはできないのは知っているので、100人に一人、刺さった誰かにすさまじい衝撃を、をコンセプトに描いています。基本的には自分の趣味について。空からネタが下りてきたときはそれについて。
自信作は友達受けが良かった気がする「コーラ」です。反省すべきはネタを理解していないと100パーセント楽しめないものをいくつか刷ってしまったことでしょうか。
後輩が入ってきてくれたおかげで、ウチの文芸部も何とか消滅しなさそうです。JRCという前例を見ているため多少の恐怖はありましたが、杞憂に終わりました。むこう3年は生き残ることでしょう。…生き残るよな?頼むぞ?
これからも、暇を見つけては黒歴史を創造し続けるのでしょう。先の2年で自分に文才がないことはわかりました。漫画もこれ以上は無理だと。しかし、出来なんてどうでもいいのです。作ってるその時その瞬間が楽しいのです。自分の中に生まれたアイデアを文字に絵に具現化することが楽しくてしょうがない、そういう気持ちで作ってきました。楽しかったのでオールオッケーです。
最後に、2年間あとがきのネタを出してくれた我が愛するマンチェスター・シティ・フットボール・クラブに感謝の意を著し、私の文芸部としての活動を〆ることとします。
ではまた、どこかでお会いしましょう。(3年次)
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posted by 県西ブログ at 13:44| 部活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする