10/26(金)の放課後、エドガー・アラン・ポー『黒猫』を課題図書として、読書会を行いました。
まず参加者全員が順に読後感想を発表し合いました。
主人公はどんな性格なのかから始まり、主人公の妻の人柄はどうなのか、猫の首に表れた「絞首台」の模様っていったいどんな形? 猫の虐待にどんな歴史があるの? など、様々な意見が出て、あれこれ話し合いました。
そしてさらに、話し合いの柱になる感想を絞っていきました。大きなテーマになったのは、「2匹目の猫はいつ殺されたのか。本当に殺されたのか。そもそも、2匹目の猫は本当にいたのか。」という話題で、この話し合いは大いに盛り上がり、いろんな意見が出ました。
最後に、今回の読書会に参加した感想を述べ合いましたが、授業と違って一つの正解を求めるのではなく、自由な読書をすることのおもしろさを実感したという意見がほとんどでした。
機会を見つけてまた次の読書会を行いたいと思います。