「本日でちょうど13年になりますが、平成17年4月25日、JR福知山線で起きた列車の脱線事故によって、107名もの尊い命が失われ、また多くの方々が負傷されました。
亡くなられた方の中に、本校卒業生の濱端諒介くんと佐々木麻美さんがおられました。
56回生の濱端君はサッカー部で活躍し、同級生や後輩から慕われる人柄でした。
57回生の佐々木さんは3月に卒業したばかりで、国際関係の仕事を夢見てがんばっていました。
人生これからという時に無念にもなくなられた二人の思い出を永遠に記憶にとどめ、福知山線列車事故の教訓を胸に刻むために、生徒昇降口正面の旧図書館の西側に、桜の木が植樹されています。ぜひ見ていただけたらと思います。」
本校では、毎年4月25日の朝のSHRの時間帯に追悼放送を行っており、教頭先生より上記の挨拶がありました。
文中の桜の木は『天の川』という品種で、いつもはちょうど今の時期に満開の姿を見せてくれていますが、今年は入学式の頃に満開の時期を迎え、今では緑濃い葉桜となっております。
毎年、力強く咲いている『天の川』の姿にパワーをもらった人もいるのではないでしょうか。
107名の皆様のご冥福を衷心よりお祈り申し上げます。
入学式の日(4/9(月))の『天の川』
4/25(水)の『天の川』