2023年01月17日

令和4年度 阪神淡路大震災追悼行事

1 実施日時  令和5年1月17日(火)8時30分〜(校内放送)
2 内  容  放送による追悼の言葉・黙祷
        
3 学校長による追悼の言葉
みなさん、おはようございます。
28年前の1995年1月17日午前5時46分、淡路島北部を震源とするマグニチュード7.3、震度7の大都市直下型地震が兵庫県南部を襲いました。阪神淡路大震災です。犠牲者は6,434名を数え、負傷者は4万人を越えました。本校も在校生2名を含む関係者12名の尊い命が奪われました。この大震災は、皆さんが生まれる約10年前の災害になりますが、この日のことを風化させず、今後の災害に備えるため、今日、1月17日が「ひょうご安全の日」と制定されました。
阪神淡路大震災では、特に神戸、芦屋、西宮では阪神高速道路、JRや私鉄の駅舎、多くの建物が倒壊し、神戸市内では大火災が発生しました。仁川の百合野町での地滑りも大きな爪痕を残しました。本校でも、C棟・D棟・E棟は全壊し、立て替えとなり、グランドには仮設校舎が建てられ、ようやく2月から授業をスタートすることができました。復興に際して、全国各地から救援物資を届けていただき、その中にはX−JAPANから贈られたグランドピアノが講堂で今でも使われています。震災からの復興を通じて、たくさんの方の誠意や支援をいただき、私たちは悲しみの中にも、強くたくましく生きていく力を生み出すことができました。
その後も、2011年東日本大震災、2016年熊本地震、2018年西日本豪雨など災害が日本を襲いました。ここ2〜3年は、「これまでに経験したことのない大雨」という言葉を耳にするようにもなり、想像を超える災害にも備えをしておく必要が叫ばれています。今日は、阪神・淡路大震災の経験や教訓を活かし、次の災害に備える安全で安心な社会づくりを期する日でもあります。各家庭でも災害に対する準備や対応について話をする時間を持ってもらいたいと思います。
最後に、震災でお亡くなりになられた方々に、黙祷を捧げますのでご協力ください。
それではみなさん、その場でご起立をお願いします。
<黙祷> 
黙祷を終わります。ありがとうございました。これで阪神淡路大震災追悼行事を終わります。
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posted by 県西ブログ at 10:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする